アーカイブ配信【第320回スキルアップ②】診療ガイドラインを理解する –骨粗鬆症–
要旨
アーカイブ配信は、3月9日(日)に開催されたスキルアップ講座(テーマ:骨粗鬆症)の内容の後半部分を配信いたします。
※同一テーマをZoomで受講し認定単位を付与されている場合、アーカイブ配信の受講は重複受講になるため、ご注意ください。
骨粗鬆症に関連する骨折を抑制するには、栄養指導・薬物治療・運動療法の包括的治療が重要である。1)栄養指導:骨の健康維持に重要な栄養素であるカルシウム(700–800mg/日)・ビタミンD(10–20 μg/日)・ビタミンK(250–300 μg/日)の摂取や日光浴(夏は30分、冬は1時間)が指導される。2)薬物治療:骨粗鬆症治療開始基準に基づいて治療が開始される。椎体骨折抑制効果が確認された薬剤と椎体および大腿骨近位部骨折抑制効果の確認された薬剤があり、年齢や骨折リスクに応じて使い分けられる。特に、骨形成促進薬は「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」に適応がある。3)運動療法:主な目的は、骨密度維持・増加と転倒防止などにより骨折抑制に寄与することである。荷重運動は骨密度を維持・増加させる。また、バランストレーニング・筋力トレーニングは転倒発生率を減少させる。骨粗鬆症治療はEBMに基づいて行われる。治療法を選択するうえで、「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」は参考になる。
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