G13 薬学ゼミナール 生涯学習センター
明日から役立つ!妊婦・授乳婦の薬物療法とリスクコミュニケーション~症例ベースで考える、基礎疾患と合併症~(WEB)
【セミナー内容】
妊婦・授乳婦の薬物療法は、母体だけでなく、胎児・乳児への影響も考慮する必要があります。
出産年齢の高齢化などに伴い、疾患を持つ妊婦・授乳婦の数は増加傾向にあり、合併症により複数の領域の知識が求められるケースも少なくありません。
妊婦・授乳婦ご本人やご家族から、薬剤に関する質問を受けて悩むことも多いのではないでしょうか。
本セミナーでは、妊娠中・授乳中の薬物使用が複雑化する中、薬剤師が押さえておきたい知識や情報へのアプローチについて、妊婦・授乳婦専門薬剤師の資格を持つ岩佐 千尋先生がケーススタディを用いながら解説します。
また、妊娠中・授乳中は、患者さまが自己判断で服用を中断するケースも多く見られます。
どうすれば患者さまの不安感を解消できるのか、適切な服薬支援につなげるコミュニケーションについて、現場の経験を踏まえながらお話いただきます。
当日の内容
①妊娠中の薬物療法
・基礎知識の確認
・主な妊娠中の基礎疾患と合併症について
・ケーススタディで実践力を高める
②授乳中の薬物療法
・基礎知識の確認
・主な授乳中の基礎疾患と合併症について
・ケーススタディで実践力を高める
③リスクコミュニケーションについて
・できていますか?服薬指導時における注意事項
・明日から実践できる!リスクコミュニケーション
④質疑応答
※当日、zoomのチャット機能にて質問を受け付ける機会もあります。
【講師プロフィール】
岩佐 千尋 先生
■プロフィール
日本大学薬学部を卒業後、東京大学医学部附属病院薬剤部に研修生として1年間の在籍を経て、千葉県済生会習志野病院薬剤部に入職。入職後より産婦人科病棟を担当する。
臨床現場を経験する中で、自ら周産期分野の研究をしてエビデンスを作る必要性を感じ、社会人大学院へと進み、2020年3月には日本大学大学院薬学研究科博士課程を修了。
2010年に日病薬妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師を取得後、2021年に同専門薬剤師を取得。
2012年から千葉県病院薬剤師会 専門薬剤師育成委員会にて妊婦・授乳婦専門小委員会に参加。2024年からは委員長となる。2024年からは日本病院薬剤師会の妊婦・授乳婦専門薬剤師部門や学術小委員会でも委員として活動を開始。
周産期分野の薬物療法についての知識を広げるべく、病院実務実習生への講義のみならず大学での講義や研修会、助産師への研修などを行っている。
■資格・称号
妊婦・授乳婦専門薬剤師/病薬病院薬学認定薬剤師/漢方薬・生薬認定薬剤師
薬学ゼミナール 生涯学習センターについて
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