【第324回スキルアップ②】アトピー性皮膚炎の外用療法と全身療法
要旨
アーカイブ配信は、7月13日(日)に開催されたスキルアップ講座の内容を配信いたします。
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アトピー性皮膚炎は、遺伝的素因と環境因子が関与して発症する慢性再発性の炎症性皮膚疾患である。皮膚バリア機能異常を背景に種々の刺激が皮膚に侵入することにより免疫反応が惹起される。皮疹にくわえて強いそう痒が患者を悩ませる。その治療はバリア機能を回復させることと炎症を抑制することが2つの軸となる。保湿剤でバリア機能を補完し、炎症に対してはステロイド外用薬を基本として、タクロリムス、デルゴシチニブ、ジファミラスト、タピナロフといった非ステロイドの抗炎症外用薬を組み合わせる。外用療法で効果不十分な場合には、シクロスポリンや生物学的製剤、JAK阻害薬などの全身療法を積極的に活用し、寛解導入と寛解維持を図る。治療薬が充実した今日、重症例であっても十分にコントロールすることが可能となった。本講演では、アトピー性皮膚炎の疾患概念、病態、疫学について触れたあと、各種治療について全体を概説する。
講師名 埼玉医科大学 皮膚科 教授 常深 祐一郎 先生
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