G04 慶應義塾大学薬学部
免疫チェックポイント阻害薬治療を支える保険薬局薬剤師の役割 /CAR-T療法における薬剤師の役割:副作用マネジメントのポイント(WEB)
近年、がん治療において免疫チェックポイント阻害薬(ICI)は欠かせない存在となり、外来での治療継続が増加しています。ICI特有の副作用である免疫関連副作用(irAE)は、投与開始から長期間経過した後に発現する事例も確認されており、副作用モニタリングを適切に行う上で、地域を支える保険薬局薬剤師の役割はますます重要となっています。
本講演では、まず実務の前提となるICIの基本的な特徴や、現在のがん治療における位置づけについて概観し、知識の整理を行います。その上で、投与開始後に重要となるirAE管理の実際について、多岐にわたる初期症状の見極め方や具体的な服薬指導のポイント、地域薬局で実践できるモニタリングの勘所を事例とともに提示します。さらに、安全な治療を支える鍵となる「薬薬連携」についても深掘りし、トレーシングレポートを通じた病院薬剤師との円滑な情報共有の在り方や、地域全体で患者を支えるための体制構築について考えます。
本講座を通じて、ICI治療における薬剤師の専門性を発揮し、副作用の早期発見と適正使用に貢献するための実践的な知見を提供することを目指します。
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