第 2 回 健康食品・栄養学講座

「健康食品の有効性・安全性に関する科学的根拠と適切な利用の考え方」
講座情報
健康効果を標ぼうした多種多様な食品（健康食品）の流通と利用が拡大しています。機能性が表示できる食品としては、保健機能食品（特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品）があり、それぞれ異なる特徴があります。消費者はこれらの食品の実態を正しく理解しないまま、購入・利用しており、経済的な損失や健康被害の発生が懸念されています。そこで、食品と医薬品の違い、保健機能食品とそれ以外の健康食品の違い、有害事象の発生と指定成分等含有食品、保健機能食品の安全かつ効果的な利用法など、保健医療の専門職が消費者に伝えてほしい事項についてご紹介します。

《学習到達目標》
・多様な健康食品の実態と医薬品との違いを理解する。
・健康食品が関係した有害事象の特徴および指定成分等含有食品について理解する。
・保健機能食品のエビデンスと適切な使用の考え方について理解する。