プライマリ・ケア認定薬剤師研修会【2022年9月11日（日）＜午後＞】(WEB) 『令和４年度調剤報酬改定と薬剤師へのメッセージ』 『持続可能で質の高い医療提供体制に関する提言―プライマリケアチーム体制における薬局／薬剤師の役割―』

午後の１コマ目は、厚生労働省 前薬剤管理官 紀平哲也様から、調剤報酬改定に込められた意義について、２コマ目は「持続可能で質の高い医療提供体制に関する提言 ―プライマリケアチーム体制における薬局／薬剤師の役割―」について日本総研 徳永陽太様から講義いただきます。薬剤師に必要な覚悟を学びましょう。

13：00～ 受 付
13：20～14：50 「令和４年度調剤報酬改定と薬剤師へのメッセージ」
講師：紀平 哲也
令和４年度調剤報酬改定においては、調剤報酬の考え方が「薬剤師の業務の評価」から「患者に提供されるサービスの評価」として整理し直されるとともに、薬剤師による分析・評価・提案を医療機関等と共有する「連携」についての評価の充実が行われました。
本研修会では、令和４年度調剤報酬改定の背景や経緯等、改定内容に込められた趣旨についてご紹介します。

14：50～15：00 休憩
15：00～16：30 「持続可能で質の高い医療提供体制に関する提言
―プライマリケアチーム体制における薬局／薬剤師の役割―」
講師：徳永 陽太

わが国の医療制度は、健康寿命の延伸に多大なる貢献をしている一方、少子高齢化、増え続ける財政負担などの諸課題に対する改革の必要性が訴えられてきたところである。新型コロナの影響も相まって、医療にかかわる様々な課題が顕在化し、国民の関心が高まっている。
今こそ、将来世代も含めた国民が安心でき、持続可能で質が高い医療提供体制を構築するための国民的な議論を行い、必要な改革を速やかに実行することが必要である。
日本総合研究所は、医療制度をめぐる諸課題の解決と、あるべき医療の姿の実現に向けた検討を行い、必要な改革を戦略的に実現するための提言を取りまとめた。本講演では、日本総研が取り纏めた提言を紹介させて頂いたうえで、日本総研が考える持続可能で質の高い医療を提供するにあたり、これからの薬局/薬剤師に求められる役割についてお伝えする。